Butastur indicus  Grey-faced Buzzard

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タカ目タカ科 (全長♂47cm ♀51cm ♂♀共にオオタカよりやや小さく、♀はハシボソガラス程度)
2016/10/06 宮崎県 都城市

シロートの一言。

♂成鳥、夏羽・冬羽の変化もありませんが♀のほうが大きいそうです。 
中国北東部や朝鮮半島などで繁殖し、中国南東部から東南アジアにかけて越冬します。亜種の有無は資料不足で分からないです。日本では夏鳥で本州以南に渡来し繁殖しますが、南西諸島では少数が越冬する冬鳥だそうです。

なお、図鑑によって多少の表現が違うのですが、以下のような結果です。
♂ 頭部 一般的な♂は頭部に灰色味があるが、♀同様茶褐色だけの個体も普通にいるようだ。
  眉班 ないか、わずかにある。
  胸班 密で白い下地はあまり見えず、胸全体に広がる褐色の面的に見える。
  
♀ 頭部 例外なく、灰色味はない。
  眉班 明瞭で、♂よりも太くはっきりして見える。
  胸班 褐色斑は粗く白い下地が普通に見えるが、春の渡りでは摩耗等で潰れて見えることもある。
 
  ※ ♂♀共に全体が暗褐色の暗色型がいて、頭部に灰色味がある場合は♂と断定できるようだ。
  ※ 尾羽横班は♂のほうが太く♀のほうが細いらしいが、僅差。本数も♂♀関係ないようだ。
  ※ 胸班は摩耗退色等個体差も大きく、同定の決め手の1つではあるが頼りすぎはよくないようだ。
  ※ 頭部に灰色味があれば文句なく♂、逆に眉班が太く目立っていれば♀確定のようだ。

サシバ Butastur indicus
  幼鳥
  ♂成鳥
  ♀成鳥
♀成鳥(春〜夏)

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