Poecile palustris  Marsh Tit

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スズメ目シジュウカラ科 (全長12.5cm コガラ同大、メジロより少し大きい)
2012/10/17 北海道 根室市

シロートの一言。

成鳥♂♀同色、夏羽・冬羽の変化もありません。
ユーラシア大陸中緯度部の東西に大きく離れて生息する留鳥で、アジアでは主にモンゴルから中国北東部にかけて留鳥です。その分布域の特徴からそれぞれに亜種もあるのではと思われますが、資料不足で分からないです。日本では北海道だけに棲む留鳥ですが激似のコガラは北海道では高山の針葉樹林帯を好み、ハシブトガラは低地の広葉樹林帯を好むそうです。しかし厳冬期には都市公園などで、他のカラ類も含めた両者入り交じった混群を作っているそうです。識別法は図鑑にある通りなのですが、目視だけの野外識別は多分ムリです。ただし写真ではコガラよりもクチバシが太く、そのクチバシ会合部も白く目立って見えますから思ったよりも容易です。なお、幼鳥・若鳥に関する記述は全くありませんから、巣立ったあとの年代識別はできないのだろうと思われます。

ハシブトガラ Poecile palustris
  成鳥

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