Heteroscelus incanus  Wandering Tattler

メリケンキアシシギTOP<
= 第1回夏羽 = >成鳥夏羽
2014/05/13 愛知県 田原市

シロートの一言。

図鑑にはありませんが、第1回夏羽なのではと思われます。
ただし5月半ばの渡来地での撮影だからこその判断で、まだ見ぬ、普通のキアシシギ第1回夏羽との間違いがある可能性はありますから。。。実際、鼻孔先にあるクチバシの溝はメリケンとしてはやや短いような気はしますし、初列風切が尾羽より短いのも気にはなっています。メリケンの初列は尾羽より突出しているのが普通で、キアシシギとの識別点でもあるようです。。。ただしこの全体的なベタッとした暗灰色な感じはメリケンのほうなのではと? 
上同一個体です。
幼鳥や若鳥の胸元や脇の暗色斑はキアシシギよりも濃いめになる傾向だそうで、今のところこれもメリケン若判断の決め手にしています。。。
上同一個体です。
上同日同場所ですが、同一個体かどうかは分からないです。
飛び出しの瞬間で、右翼外側の幼羽が褐色に写っています。そして10月に撮ったキアシ若鳥の上尾筒にはうっすらと暗色横班が入っていましたが、この個体では無班です。
直上同一個体です。
暗灰褐色無班の腰が見えています。個体差はあるそうですが、普通のキアシだと腰から上尾筒にかけでは白い羽縁、または暗色と淡色の横班が入っています。初列の突出こそありませんが、今のところメリケン判断している最大の根拠です。