Acttitis hypoleucos  Common Sandpiper

イソシギTOP<
擦れた夏羽< = 夏羽→成鳥冬羽移行中(後期) = >丈比べ
2009/08/29 佐賀県 白石町

シロートの一言。

成鳥夏羽→冬羽移行中(後期)、肩羽と雨覆の換羽を終えた換羽中個体です。
ただしこの当時は黄色(黄褐色)の羽縁イコール無条件で幼羽だと信じていましたし、暗色横班の三列が夏羽だということも知りませんでしたから、綺麗な幼鳥だなぁと思いながら撮っていました。それが下写真通り、明らかに風切羽内側から新羽換羽中だとわかって、「イソシギの例外換羽」というのは知っていましたから、てっきりその最中だと思ってしまったのです。。。が、三列が夏羽ですから当然若鳥ではなく成鳥の正常な冬羽換羽中です。換羽したての成鳥冬羽羽縁は白ではなく黄色く見える個体もいます、の証拠写真でもあります。
上同一個体です。
上写真では分かりませんが、半分ほどの初列風切羽が内側から新羽に換羽しているのがわかります。まだ8月末ですし、相当に冬羽換羽が早い個体です。
2022/10/14 佐賀県 鳥栖市
   
この個体も各羽縁は黄色く、右上合成写真は幼鳥の「例外換羽」ふうにも見えそうですが、10月半ばの幼羽雨覆と言えるほど傷んでいないように見えそうです。肩羽と雨覆を冬羽換羽させたあと、風切羽換羽を半分ほど終えた成鳥のようです。
2024/10/25 福岡県 糸島市
   
風切羽の状態は見えませんが、一見黄色い羽縁の幼羽のように見える肩羽と雨覆はずいぶん新しげで、大雨覆と三列・尾羽はかなり擦れています。図鑑通りの羽縁の色味判断は、色々と間違いを起こしそうです。。。(^^;
2008/11/11 佐賀県 白石町
   
明らかに雨覆が傷んで見える、風切羽換羽中の11月個体です。もしも第1回夏羽からの換羽であれば時期的に遅すぎますし、肩羽に羽縁がなさ過ぎる理由もわからずで、なんとも変わった冬羽換羽中個体です。。。(^^;