Sturnus vulgaris poltaratskyi  Common Starling(亜種レベルでの英名は不明です)

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スズメ目ムクドリ科 (全長21〜23cm ムクドリよりやや小さい)
2020/03/23 長崎県 長崎市

シロートの一言。

成鳥冬羽→夏羽移行中(後期)です。
元々はシベリア南部バイカル湖以西から欧州全域にかけて繁殖し、中国南西部から中東・アフリカ北部にかけて越冬していた渡り鳥です。それがイエスズメ同様、北米やオーストラリア・ニュージーランド・南アフリカ等にまで人為的に移入され留鳥化し、推定総数13億と言われる地球上で2番目に多い野鳥になってしまったそうです。全12亜種に分かれ、日本では従来数少ない冬鳥とされていましたが、今ではバイカル湖周辺で繁殖する亜種ホシムクドリ S.v.poltaratskyi が西九州などで普通に越冬しています。冬羽時は全身に「ホシ」が散らばる黒いクチバシで♂♀同色ですが、夏羽時はその名前由来の「ホシ」も僅かになって(多分摩耗褪色)、黒いクチバシも黄色に変わります。そのクチバシの色の変化で基部が青く染まれば♂、基部まで黄色一色のままならば♀です。

ホシムクドリ              
亜種ホシムクドリ Sturnus vulgaris poltaratskyi
  成鳥冬羽
  成鳥冬羽→夏羽移行中(前期)
  成鳥冬羽→夏羽移行中(後期)
  丈比べ
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