Calonectris leucomelas  Streaked Shearwater

オオミズナギドリTOP<
= 成鳥 =
2014/05/20 苫小牧〜大洗航路

シロートの一言。

成鳥♂♀同色、夏羽・冬羽の変化もないもようです。
若鳥の場合クチバシがややピンクがかっていて上面各羽縁もハッキリしているもののようですが、余程条件に恵まれなければクチバシの色味確認はできないと思われます。また、下面はオナガミズナギドリが酷似しますが、顔が違います。人にたとえればこのオオミズナギドリの前頭部はかなり禿げていて、けっこうな遠距離からもで識別できます。。。ただし、稀に上面暗色部がかなり顔のほうまで被っていたり、オナガミズナギドリなのに目先が白っぽくヌケていたりなど識別しにくい個体はいるようです。
上同日同航路です。
飛翔中よりも、こうやって海面に浮いているときのほうが頭部の白さがより目立つようです。
上同日同航路、飛翔写真上面です。
パッと見オナガミズナギドリに似ますが、オオミズナギドリの頭は基本「禿げたおっさん」ですから。。。
上同日同航路、飛翔写真ダウンストロークです。
上同日同航路、飛翔写真アップストロークです。
上同日同航路、飛翔写真アップストロークもう1枚です。
通常、オオミズナギドリ下面には翼角外の下雨覆に暗色班ができます。
2021/04/11 八丈島〜東京航路
   
飛翔写真下面です。
2017/06/15 大洗〜苫小牧航路
   
飛翔写真下面、もう1枚です。翼下面前縁が白く抜けているのがよく分かります。オナガミズナギドリだと、下面前縁は幅は狭いものの黒く縁取られますし、下面白斑内に暗色班はないのが普通だそうです。
2014/09/07 苫小牧〜大洗航路
   
気のせいだが、9月の航路のほうが頭部の白味が強いように見えていました。
2019/09/03 八丈島〜三宅島航路
   
まるでハクトウワシふうに、完全に白くなった個体も普通にいました。上面の各羽縁もハッキリ写っていて、もしかしたらこの年生まれの若鳥の可能性もあるのかもですが、よくわからないでいます。。。
直上同一個体です。
顔だけだったら、シロイルカのようにも見えてしまいます。。。(^^;)
2021/04/09 八丈島〜青ヶ島航路
   
摩耗退色など季節によって「禿げ方」が違うのかなとかチラと思ってましたが、4月でも直上9月個体同様シロイルカ並みの個体がいました。。。(^^;