Larus deiawarensis  Ring-billed Gull

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チドリ目カモメ科 (全長43〜47cm ウミネコ同大)
2014/02/17 千葉県 銚子市

シロートの一言。

成鳥冬羽、♂♀同色です。
北米大陸中緯度部で繁殖し、中南部で越冬します。亜種の有無は資料不足でわかりませんが、世界中のカモメ科の鳥の中では最も数が多く、全野鳥の中でも3番目(推定12億羽)の数を誇るカモメになるそうです。ただし日本では、2002年1月の初記録以来毎年1羽だけがこの地で確認されているだけの迷鳥でした。故に当初和名はなく、英名直訳で「クロワカモメ」と呼ばれていましたが、日本鳥類目録第7版から「オビハシカモメ」という当時誰からも不評な正式和名がつけられて今に至っています。ただカモメ同大で成鳥になってもクチバシに赤斑はなく、先端手前に太字のマジックインキで書いたような上下クチバシを跨ぐリング状の黒斑があります。

※ 最多野鳥、上位2種のイエスズメとホシムクドリは共に人為的な移入で数を増やしているため、実質的にはこのオビハシカモメが自然界では世界一数が多い野鳥ということになるのかもです。。。

オビハシカモメ(クロワカモメ) Larus deiawarensis
  成鳥冬羽

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