Larus mongolicus  Mongolian Gull

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2012/02/29 福岡県 糸島市

シロートの一言。

第2回冬羽ではと?
2月ながらこの白さで背の色は薄く、遠目には夏羽。そして、モンゴル1択に見えた個体です。しかし写真になってみると大雨覆には短い暗色帯があって、タイミルだったかと戸惑った個体です。が、極端に言えばホイグリン系が白くなるのは成鳥冬羽の頭部だけで、若鳥の地色は若干白く見えていても基本的には下面にもやっとした班が残ります。このように若鳥の内から下面も純白無班は、セグロ系ではモンゴルだけの特徴なのではと。。。なお、図鑑本文に明記こそありませんでが、掲載された写真にはこの個体よりもやや長めな暗色帯がある写真もモンゴル幼鳥として使われていました。
2012/01/21 福岡県 糸島市
   

当時、もうセグロの夏羽? 初列に白斑はないけど第3回だろうかとかと悩んだのを覚えています。いつの間にかお蔵になっていましたが、今の目で見るとモンゴルの第2回冬判断です。
2018/02/18 千葉県 銚子市
   

かなり長い間セグロカモメだと思い込んでいた個体ですが、まだ2年目なのに下面は真っ白で、この年代でこのように班1つない純白下面はモンゴルのはずです。
2017/03/17 千葉県 銚子市
   

3月後半ですからもうちょっと白くなっていて欲しかった気もしてはいますが、若干換羽が遅れ気味の3月個体です。