Mergellus albellus  Smew

ミコアイサTOP<
♂エクリプス→繁殖羽移行中(前期)< = ♂エクリプス→繁殖羽移行中(後期) = >♂繁殖羽
2018/12/13 山口県 山口市

シロートの一言。

♂エクリプス→繁殖羽移行中(後期)です。
繁殖羽と同じ同様(ただしやや短め)青灰色のエクリの三列と、その基部に繋がる白い最内側の大雨覆が見えています。♀成羽と幼羽三列は背と同じかより濃い灰色で、この三列さえ見えていれば夏場〜秋口にかけたフルエクリと♀・幼鳥の識別はできますし、もし雨覆が見えていれば幼鳥との識別もできます。また、外側大雨覆にも違いがあるそうですが、その違いがわかる写真ならば必然的に三列の違いも写っているわけで、不要な知識かなと。。。(^^;
2007/12/11 福岡県 福岡市
   
上個体と換羽状況はほぼ同じですが、前頭部の冠羽を寝かした個体です。そして、肩羽外縁の白斑が後方まで綺麗に見えています。
2007/12/22 島根県 出雲市
   
直上同年10日後くらい、換羽状況はやや遅れていた別個体です。
2005/12/29 福岡県 福岡市
   
年末には完全な繁殖羽になった個体も普通にいますが、換羽中個体もまだ相当数残っています。その年末年始にひと目で♂とわかる姿にまで換羽しているのはだいたいエクリプスからの換羽で、若鳥が♂とわかる姿になるには早春頃までかかるみたいです。
2006/01/12 福岡県 福岡市
   
日付は違いますが、直上手前と同一個体です。
2週間ぶりくらいに会いに行ったら、もうこの姿でした。そして、上写真の成鳥繁殖羽もちゃんと居残っていました。
2017/01/09 山口県 山口市
   
1月ですからこの個体もやや繁殖羽換羽が遅れていますが、エクリから換羽の白い雨覆が見えています。幼羽雨覆でここまで換羽した個体は、まだ見たことがないのです。
2021/01/04 福岡県 福岡市
   
青灰色の三列でエクリから換羽中の1月個体ですが、褐色味が強い初列風切も目立っています。多分繁殖羽換羽の最後に、もしかしたら初列外側数枚が残っているだけかもですが、それら旧羽の換羽で繁殖羽が完成するのではと推測です。