Anser fabalis middendorffii  Middendorf's bean goose

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2014/02/18 茨城県 稲敷市

シロートの一言。

成鳥です。
この個体のように明らかに長く見えるクチバシであればなんの問題もないのですが、オオヒシクイの越冬地とされている場所であっても群れの中にはクチバシが短くて「あれ?}と思う個体がある程度普通に混じっていたりします。亜種オオヒシクイと亜種ヒシクイの間には1.4〜1.6倍程度の体重差があるのだそうですが、全長差となるとオオヒシクイの最小個体と普通のヒシクイの最大個体は数字が被るのだそうです。全ての個体を亜種別に識別しきるのは、かなり難しいですから。。。(^^;
上同日同場所、やや短めに見えたクチバシの亜種オオヒシクイです。
見た瞬間はオオヒシクイの群れに普通のヒシクイが混じっていると思ったものですが、見慣れてくるとやはり亜種ヒシクイよりは長いクチバシに見えてきました。
2017/12/22 島根県 出雲市
   
右個体のクチバシは問題なく亜種オオヒシクイで、左個体は微妙です。そして左個体のほうがやや前にいて1.6 倍の体重差があるとは見えずで、今のところ2体ともオオヒシクイ判断ですが、実際はヒシクイ最大個体とオオヒシクイ最小個体なのかもです?
2005/12/06 山口県 山口市
   
シルエット的ですが、亜種オオヒシクイの特徴がよく分かります。明らかにクチバシが細長く見える個体です
2018/11/11 秋田県 大潟村
   
同一個体同士の合成で、飛翔写真フルストロークです。
2014/12/12 秋田県 大潟村
   
飛翔写真もう1枚です。下面は腹が白く、マガンとの違いはすぐに分かります。