Pycnonotus sinensis  Chinese Bulbul

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スズメ目ヒヨドリ科 (全長18〜19cm モズよりやや小さい)
2019/06/21 沖縄県 金武町

シロートの一言。

成鳥夏羽、♂♀同色です。
中国中部から南東部、インドシナ半島北東部にかけて留鳥です。亜種の分類はまだ流動的で少なくとも3亜種とされていた時期もあったようですが、その根拠とされていた頭部白色部の範囲の違いは単なる夏羽冬羽の変化であって、そもそも亜種はなかったという説が主流になりつつあるようです。日本でも従来は亜種ヤエヤマシロガシラ P.s.orii が八重山諸島の固有亜種として留鳥で、沖縄本島の亜種は台湾産亜種タイワンシロガシラ P.s.formosae ではと言われていたそうですが、ヤエヤマシロガシラは大陸の基亜種 P.s.sinensis のシノニムで落ち着いたようですし、平成10年頃から長崎県に棲み着いた一群も中国大陸の基亜種ではと一部バーダーの間では言われています。まだ台湾亜種を否定する説はないようですが、ここでは亜種なし説を採っています。

シロガシラ Pycnonotus sinensis
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